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2025年6月 3日 火曜日

肺炎球菌ワクチン R7.6.3

 肺炎ワクチンのより強力な予防方法について。
1:成人肺炎診療ガイドライン2024によれば、肺炎球菌ワクチンについて、肺炎球菌はのど、鼻に住んでいる細菌で、約100種類あります。成人の保菌率は5~10%ですが、小児は20~40%です。そのため、小児から65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、免疫不全の方に感染します。肺炎ワクチンで、死亡率を減少させました。
ワクチンには以下の2種類があります。
1) PPSV23:ニューモバックス:公的補助が付きます。5年ごとに接種する必要があります。これが、通常のワクチンです。
2) PCV20:プレベナー:小児肺炎ワクチンとして、接種されています。成人は1回で済みます。成人には補助はありません。(R7年6月現在。)
肺炎のリスクの高い方には、まず2)プレベナーを摂取してから1年後に1)ニューモバックスを1回接種する方法がより強力に予防できるので、推奨されています。

投稿者 つじクリニック

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