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2016年7月13日 水曜日

西区の西神中央、内科 高齢者の熱中症について

1:中等症、重症の割合が増加すること。 死亡例の80%が65歳以上の高齢者であること。
2:住居での発症が多いこと。独居、二人暮しが多く、エアコンがないケースが多いこと。
3:皮膚の温度感受性が低下すること、発汗量が低下し、皮膚から熱の放散能力低下するため、深部体温が上昇しやすいこと。
4:発汗により、水分、ナトリウムを喪失するため、電解質異常を生じやすいこと。
5:夜間の抗利尿ホルモンが低下するため、夜間尿が増加すること。
6:口渇中枢の感受性が低下し、喉が渇きにくくなること。
7:要介護者の26%は独居で、環境変化に順応に欠けること。
8:夜間尿のため、飲水を控えたり、エアコンの使用を我慢すること。
これらから、脱水、電解質異常をきたしやすくなり、高齢者は熱中症を発症しやすくなる特徴がありますので、注意してください。


投稿者 つじクリニック

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