2025年6月 9日 月曜日

RSワクチンについて

RSワクチン
RSウイルスは、Respiratory syncytial (RS)ウイルスはRNAウイルスです。乳幼児肺炎の原因となり、成人では上気道炎の原因となり、自然軽快することが多いが、高齢者、基礎疾患のある方では、重症化する肺炎の原因ウイルスです。米国では毎年、6万人~16万人の高齢者がRSに感染し入院、6千人~1万人が死亡しています。入院は、インフルエンザやCOVIDよりも頻度が高く、死亡はインフルエンザより、高頻度で、RS感染者が最も重症で予後が不良であったと報告されています。
 RSワクチンは、RSウイルス感染による下気道疾患に対する有効性は、82.6%で、重篤な下気道疾患に対する有効性は
94.1%と報告されており、ワクチン接種が推奨されています。

投稿者 つじクリニック

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